様々な症状や個々のクライエント様に合った方法でカウンセリングが行えるように複数の心理療法を統合して提供しております。
心だけでなく体の症状にも働きかけていく事ができます。
また、思い出したくないような出来事の詳細を語らなくてもいい。苦痛の少ないセラピーを心掛けております。
本来持っているあなた自身の力を取り戻し、あなたらしく生きることをサポートしていきます。
【主な心理療法】
交流分析、感情処理法、再決断療法、愛着のカウンセリング
Somatic Experiencing®研修中
TFT診断レベル修了
IFS初級講座修了
ブレインジム101修了
Holography Talkベーシック、心理的逆転、複雑性PTSDからの回復、子どもの回復を援助する修了
BodyConnecttherapyCoreSkillsTraining修了
TSプロトコル
DES-尺度による病理的解離性の把握実施
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〜各心理療法の詳細〜
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【交流分析】
交流分析はアメリカの精神科医エリック・バーン氏が創設し、世界で広く応用されているスタンダードな心理学です。
人は幼少時の体験から獲得した「人生脚本」基づいて生きています。人間関係のこじれや失敗のパターンには「人生脚本」が影響を与えていますが、普段はそれに気づいていません。生きづらさのもとにアクセスしカウンセリングを通じて、「人生脚本」をより自分らしいものへと書き換えることができます。
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【愛着のカウンセリング、安定化】
心の中の安心感を育てていきます。人を木に例えるならば、愛着の問題は根っこの形成の問題。しっかりした根っこがあると少々のストレスでも情緒がぐらぐらすることがなくなります。
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【DES-尺度による病理的解離性の把握実施】
カウンセリングを進める際に心の状態によっては悪化してしまう場合があります。悪化を予防する為に心の状態がわかるようにDESの尺度を用いております。
【Somatic Experiencing ソマティック・エクスペリエンシング®(SE)】
~トラウマ(TRAUMA)―身体と神経系からアプローチするトラウマからの解放~
ソマティックエクスペリエンシング®は、アメリカのピーター・リヴァイン博士によって作られた、トラウマを解放し、自分自身を癒す心理療法(心理学的治療法)です。
トラウマの症状をいやすためには、体内に閉じ込められているエネルギーを解放させ、自律神経系のバランスを取り戻す生理的過程が必要です。
トラウマは、脳の深いところにあるため、言葉でのカウンセリングでは解決できません。
実際の治療では、身体の内部の感覚に注意を向け、ただそれを体験していただきます。
起こってくる感覚にただ気づき、観察し、味わい、その変化についていきます。
ソマティック・エクスペリエンシング®の治療では神経系の活性化によって引き起こされる身体の感覚や、その時の気持ちの動きや体の動きに、少しずつゆっくりと近づき感じて、抑えていたエネルギーや神経系の解放を行なっていきます。
ゆっくりと少しずつ進むことによって安全にしなやかな回復力を育てていきます。
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【TFT、思考場療法】
TFTとは、Thought Field Therapy®(思考場療法)の略で、米国の心理士キャラハン博士が1970年代から開発してきたものです。
TFTは、鍼灸(はりきゅう)のツボを指でタッピングすることで、マイナス感情を落ち着かせる心理療法(心理的治療法)です。
ツボの刺激がPTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつに関連する脳の「扁桃体」という部位の活動を落ちつかせたり、脳波を正常化させたり、幸せホルモンと言われるセロトニンを増やすことなどでその効果が得られていることも解明されてきています。そのためTFTはエビデンス(根拠)のある心理療法として米国政府のエビデンス登録機関(SAMHSA)にも登録され認められており、日本においても東北沖地震等の震災時にも用いられました。
セルフケアをしても使え、即効性が高く、副作用がないため、医療や心理領域以外にも教育・福祉・スポーツ・企業等、様々な領域で用いられています。
認められている効果
- 個人のレジリエンス(回復力)を増す
- 自己概念の改善
- 自律をうながす
- トラウマの解消
- ストレス関連の障害と症状の軽快
- 抑うつとうつ症状の改善
- 一般的な機能と健康の増進
- 恐怖症、パニック、全般性不安障害とその症状の改善
- 特定不能およびその他のメンタルヘルスの障害と症状を軽快
- その他、依存的衝動、怒り、罪悪感、自己破壊的行動、強迫、身体的疼痛、恥、能力の向上、 イメージの困難さ、時差ぼけなどの解消にも応用されています。
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【内的家族システム(Internal Family Systems Model:IFS)】
IFSとは、アメリカの家族療法士リチャード・シュワルツ博士により開発された心理療法です。
現在とても人気があり、世界中で広まっています。
IFSが他の心理療法と異なる特徴は、
①人の心は、多数の副人格(サブパーソナリティー、パーツ)の集合体である
②システム思考を取り入れている
③「Self(セルフ)」という、すべての人の中にある、パーツとは異なるマインドフルな視点を持った意識が、癒しのリソースとなる
④一般的には、病的と捉えられる心理的な状態も、パーツのアクティビティと考え、病理的な捉え方をしない
などが挙げられます。
IFSでは、クライアントのSelf(セルフ)とパーツの関係性を育んでいくことにより、内なる調和を導き、セルフ・コンパッション (自分自身への慈悲)を高め、心理面および健康面などの様々な問題解決や、自己成長を促していきます。
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【ブレインジム101】
その名の通り、「ブレイン」(脳)を活性化させるための「ジム」(体操)です。
脳を活性化させるというと、頭を使って訓練するものを連想しがちですが、ブレインジムでは、体を動かして行う学習プログラムになっています。
この体操を「ブレインジムエクササイズ」といいます。このエクササイズを行うことにより、運動能力の向上はもちろんのこと、メンタル面でもより安定した状態へと導くサポートが可能なこともブレインジムの特徴のひとつです。
当初は、学習に困難を持つ子どもたち向けに開発されましたが、現在では以下のように様々なニーズを持つ幅広い分野の方々に活用されています。
ブレインジムを活用している方々
- 学習能力をアップさせたい方
- スポーツ選手、美術家、音楽家、ダンサー
- 日常生活や人間関係の改善を目指す人
- 現在の職業や仕事に活かしたい人
- 行動やふるまいに課題がある子ども
- 学習に困難さを持つ子ども
- 上記の子どもたちに携わる保護者や教育者
- 教職、医師、作業療法士、理学療法士、心理療法士