ケアする人のケア、トラウマケア

対人援助職のケア

支える人が燃え尽きないために。 

  

 

医療・福祉・教育など、対人援助に関わる方々、

そしてその支援を支えるご家族も、

日々「感情労働」に携わっています。

 

人に寄り添うことは、

目には見えないエネルギーをたくさん使うものです。

 

相手の痛みや不安を受け止めながら、

知らず知らずのうちに自分の心をすり減らしていく。

やがて、無力感や怒り、恐怖、そして強い消耗感に襲われることもあります。

 

志をもってはじめた“やりがい”のある仕事なのに、

理想と現実のはざまで苦しくなること、ありませんか?

 

人には優しくできるのに、なぜか自分には優しくできない。

そんな自分を責めたり、否定したりしていませんか?

 

 

かつて私自身が、支える仕事のなかで燃え尽きた経験があります。

 

だからこそ今、同じように頑張っている誰かの力になりたいと思っています。

 

 

いきなり「自分に優しくして」と言われても、

それがとても難しいこともあります。

「どうすればいいのか分からない」

「そんな余裕なんてない」

そんな声を、これまでたくさん聞いてきました。

だからこそ、支える人が安心して立ち寄れる場を

大切にしていきたい。

今どんな気持ちがあるのか、

どこに力が入り、どこが疲れているのか。

燃え尽きる前に

ほんの少し、自分の心に目を向けてみていくこと

その小さな一歩が、自分を大切にするきっかけになります。

対人援助職のケア、支援者支援、燃えつき症候群、うつ病、転職、就労支援、職場復帰支援、ストレスチェック従事者

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